過去を無かったことにすると運命は開かない

昨日があって今日があり、今日があるから明日がある。

昨日を忘れたら今日はないのです。

過去が一つの土台になって

未来がその上に乗って行くのですから、

過去をゼロにして無かったことにすると

運命というものは開いていかない。

 

伝統的な文化財も、慣習や儀式も、

時代の流れの中で無くなっていくものがあります。

一度無くなってしまうと元に戻すことは極めて難しい。

 

しかし、人の経験や記憶はなくならない。

その経験や記憶をこれからの自分に活かすことができるのが、

人間の良い所です。

 

だから、自分の過去を、無かったものとして生きていくことは、

自分にとってプラスに働く素材自体を無くしていることになるのです。

どんなに辛い過去の経験であっても、かならず活きる時が来る、

それを知らない人は、もったいない人生になってしまいます。